新生児とのお風呂タイムを安全&楽しくするコツ

2026.02.11

はじめに

新生児との生活が始まると、毎日の中で少しドキドキする時間のひとつが「お風呂タイム」ではないでしょうか。まだ首もすわらず、体も小さくてふにゃふにゃ。湯温は?抱き方は?泣いたらどうしよう?と、不安が次々と浮かびます。特に初めての育児をしている女性にとっては、「本当にこれで合っているのかな」と自信が持てない瞬間も多いはずです。

でも実は、新生児のお風呂は“完璧”を目指す必要はありません。安全をしっかり押さえつつ、少しずつ慣れていけば、お風呂は赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの時間になっていきます。このコラムでは、新生児とのお風呂タイムを「安全」に、そしてできるだけ「楽しく」過ごすためのコツを、準備から実践、よくある悩みへの対処まで、丁寧に解説します。

新生児のお風呂の基本を知ろう

新生児期のお風呂、いつから必要?

新生児期(生後0〜1か月頃)は、基本的に1日1回の入浴が推奨されています。汗をたくさんかくわけではありませんが、母乳やミルクの吐き戻し、オムツからの汚れなどで、肌は意外と汚れやすいものです。また、お風呂には清潔を保つだけでなく、生活リズムを整える役割もあります。

生後すぐは「沐浴」が一般的で、ベビーバスや洗面台などを使って、赤ちゃんだけを入れて洗います。1か月健診で問題がなければ、大人と一緒に浴槽に入る「一緒風呂」へ移行する家庭も多いですが、無理に切り替える必要はありません。赤ちゃんとママ・パパの負担が少ない方法を選びましょう。

お風呂の適切な時間帯

新生児のお風呂は、毎日だいたい同じ時間帯に入れるのが理想です。夕方〜夜の早めの時間に入れることで、入浴→授乳→就寝というリズムができやすくなります。ただし、ママの体調や家族の生活スタイルによって調整してOKです。「この時間でなければいけない」という決まりはありません。

安全第一!お風呂前の準備

事前準備が8割

新生児とのお風呂で何より大切なのは「準備」です。赤ちゃんを抱いたまま慌てないよう、入浴前に必要なものをすべて手の届く場所に揃えておきましょう。

準備しておきたいもの

  • ベビーバスまたは清潔な浴槽
  • ベビーソープ(低刺激・泡タイプがおすすめ)
  • ガーゼや柔らかいタオル
  • 湯上がり用のバスタオル(包めるサイズ)
  • 着替え、オムツ
  • 保湿剤(ローションやクリーム)

「赤ちゃんをお湯に入れてからタオルがない!」という事態は、誰にでも起こりがち。準備をルーティン化することで、気持ちにも余裕が生まれます。

湯温と室温の目安

新生児のお風呂で適切とされる湯温は38〜40℃程度。大人よりもぬるめが基本です。手首や肘の内側で確認し、「少しぬるいかな?」と感じるくらいが目安になります。

また、室温も重要なポイントです。冬場は特に、脱衣所や浴室が冷えすぎないよう注意しましょう。赤ちゃんは体温調節が未熟なので、寒暖差が大きいと体調を崩しやすくなります。

新生児の洗い方・抱き方のコツ

基本の抱き方

新生児を洗うときは、首と頭をしっかり支えることが最優先です。片手で赤ちゃんの首の後ろを支え、腕で背中とお尻を包むように抱きます。慣れないうちは緊張しますが、赤ちゃんは大人が思うよりも意外としっかりしています。

滑りやすいので、ガーゼを使って体を支えると安心感が増します。ママがリラックスしていると、その気持ちは赤ちゃんにも伝わります。

洗う順番を決めておく

洗う順番を決めておくと、手際がよくなります。

  1. 顔(ガーゼで優しく、石けんは基本不要)
  2. 頭(泡で包むように)
  3. 首、腕、手
  4. 胸、お腹、背中
  5. 足、足の裏
  6. 最後にお尻・性器周り

シワの間や首元、脇、足の付け根は汚れがたまりやすいので、やさしく丁寧に洗いましょう。ただし、ゴシゴシ洗う必要はありません。

泣いてしまったらどうする?

泣くのはよくあること

新生児がお風呂で泣くのは珍しいことではありません。お湯の感触、裸になる感覚、環境の変化など、初めての刺激がたくさんあるからです。「泣かせてしまった」と自分を責める必要はまったくありません。

泣いたときの対処法

  • 声をかけながら洗う
  • 手早く済ませる
  • 無理に全部完璧にやろうとしない

その日は「さっと流すだけ」で終わっても大丈夫です。育児は毎日の積み重ね。1回うまくいかなくても、次があります。

お風呂上がりのケアも大切

湯冷めを防ぐ

お風呂から上がったら、すぐにバスタオルで包み、水分を押さえるように拭きます。ゴシゴシ拭くのはNGです。特に首や脇、足の付け根は水分が残りやすいので注意しましょう。

保湿は習慣に

新生児の肌はとても乾燥しやすい状態です。お風呂上がり5分以内を目安に、全身に保湿剤を塗る習慣をつけましょう。毎日続けることで、肌トラブルの予防につながります。

女性の育児負担を軽くする視点

「一人でやらなきゃ」と思わない

お風呂はママ一人で担当しがちですが、可能であればパートナーと分担するのがおすすめです。赤ちゃんを受け取って着替えを担当してもらうだけでも、負担は大きく減ります。

完璧よりも継続

SNSや育児書を見ると、「理想のお風呂タイム」がたくさん紹介されています。でも、毎日その通りにできなくても問題ありません。赤ちゃんが清潔で、ママが少しでも楽なら、それがその家庭の正解です。

おわりに

新生児とのお風呂タイムは、最初は不安や緊張でいっぱいかもしれません。でも、少しずつ慣れてくると、赤ちゃんの表情や反応を楽しめる、かけがえのない時間に変わっていきます。

育児を担う女性にとって、お風呂は「やらなければならない家事」になりがちですが、視点を変えれば赤ちゃんとの大切なスキンシップの時間でもあります。安全を守りつつ、肩の力を抜いて、あなたらしいペースで向き合っていきましょう。今日のお風呂が、少しでも楽しい時間になりますように。

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