赤ちゃんの肌トラブル対策と、スキンケアアイテムの選び方

2025.12.19

―ベビーグッズ選びで迷わないために―

赤ちゃんのお肌は、大人以上にデリケートで、ちょっとした刺激や乾燥、気温差でトラブルを起こしがちです。「赤ちゃんの肌はすべすべ」というイメージがある一方、実際に子育てを始めてみると、乳児湿疹や乾燥肌、汗疹(あせも)、オムツかぶれなど、意外なトラブルの多さに驚く方も多いでしょう。本コラムでは、赤ちゃんのお肌がなぜ荒れやすいのか、その原因と日々のスキンケア、そしてベビーグッズの上手な選び方を、文化的な習慣も踏まえながら詳しく解説します。

1. 赤ちゃんの肌がデリケートな理由

(1)皮膚の厚さが大人の半分以下

赤ちゃんの肌は大人の約半分ほどの薄さしかありません。そのため、外部刺激がダイレクトに伝わりやすく、摩擦や乾燥、紫外線などでダメージを受けやすい特徴があります。

(2)皮脂量の変化が大きい

生後すぐはホルモンの影響で皮脂が多く分泌されますが、生後3か月ほどで急激に減少し、乾燥しやすくなります。この時期は乳児湿疹や乾燥肌によるかゆみが出やすい時期でもあります。

(3)バリア機能が未熟

皮膚のバリア機能が未熟なため、雑菌の侵入やアレルゲンによる反応が起こりやすく、炎症を起こすリスクも高くなります。

2. よくある赤ちゃんの肌トラブル

(1)乳児湿疹(にゅうじしっしん)

生後1〜2か月に多く、顔や頭皮にブツブツや赤みが出ます。過剰な皮脂が原因のことが多いですが、乾燥によって悪化するケースもあります。

(2)あせも

汗腺が未熟なため汗がうまく排出されず、夏場や冬の暖房環境で起こりやすい皮膚トラブルです。首・背中・腕の内側などに発生します。

(3)オムツかぶれ

オムツ内の湿気や排泄物による刺激が原因で、赤みやただれが起こることがあります。オムツ替えの頻度と適切なケアが大切です。

(4)乾燥肌

冬はもちろん、夏でも冷房の影響で乾燥します。赤ちゃんの肌は水分保持力が弱く、こまめな保湿が必須です。

3. 日常でできる肌トラブル対策

(1)正しいスキンケアの基本

日本では「入浴したらそのまま自然乾燥でも大丈夫」と考える方もいますが、現代の住宅環境は乾燥しやすく、赤ちゃんには保湿が欠かせません。

  • 入浴後5分以内に保湿
    素早く保湿して、肌の水分を逃さないようにします。
  • 季節に応じた保湿アイテムの使い分け
     夏:さらっとしたローション
     冬:クリームやワセリンなどの高保湿タイプ
  • こすらないケア
    摩擦はトラブルを悪化させるため、タオルドライは押さえるように行います。

(2)汗対策

汗をかいたらシャワーで流すか、濡れタオルで優しく拭きましょう。汗取りパッドや通気性の良い肌着も効果的です。

(3)オムツ替えをこまめに

1日8〜10回が目安。汚れをしっかり拭き取り、肌を乾燥させてから新しいオムツをつけます。ワセリンなどで皮膚を保護すると予防に役立ちます。

4. スキンケアアイテム(ベビーグッズ)の選び方

赤ちゃんの肌トラブル予防には、適切なアイテム選びが重要です。以下では選ぶ際のポイントをご紹介します。

(1)成分表示をチェック

  • 無香料・無着色
    香料は刺激になる場合があり、着色料も不要な添加成分です。
  • 弱酸性の製品
    赤ちゃんの肌に合いやすいpHを保っているものを選びましょう。
  • アルコール(エタノール)不使用
    乾燥を招く恐れがあります。

(2)季節・肌質で使い分ける

  • 夏:ローション
    みずみずしい使用感でベタつかず使いやすい。
  • 春秋:乳液
    保湿しながら軽い質感。
  • 冬:クリームやワセリン
    乾燥・赤み対策に最適。

(3)肌着・衣類などの関連ベビーグッズにも注意

スキンケアだけでは不十分なことも多く、衣類選びも重要です。

  • 綿100%の肌着
    通気性が良く汗を吸い取りやすい。
  • タグが外側についているもの
    日本ブランドでは「肌に優しい」設計が多い。
  • 洗剤選びも重要
    無添加で残留物の少ない洗剤を選ぶと安心です。

(4)オムツ・おしりふき選び

赤ちゃんの肌質により合う商品が異なるため、何種類か試しながら決めると失敗が少ないです。

  • オムツ:通気性・柔らかさ・テープの伸縮性をチェック
  • おしりふき:水分量たっぷり・アルコール不使用

5. 肌トラブルが続く時は?

赤みやじゅくじゅくが続く場合は、自己判断で市販薬を使用するのは避け、早めに小児科・皮膚科を受診しましょう。特に乳児湿疹は悪化しやすく、適切な薬で早期に治すことで後々の肌トラブルを防ぎやすくなります。

6. 日本の育児文化とスキンケア

日本では「清潔を保つ」文化が根強く、入浴はほぼ毎日の習慣です。しかし洗いすぎも肌トラブルの原因になるため、泡立てた石けんで優しく洗う、洗浄料は毎日使いすぎないなど、バランスが大切です。

また、祖父母世代からは「赤ちゃんには何もしない方が自然で良い」と言われることもありますが、現代の乾燥した住宅環境や暖房事情を考えると、赤ちゃんには保湿ケアが必要と考えられています。

7. まとめ:ベビーグッズ選びと日々のケアで健やかな肌へ

赤ちゃんの肌を守るためには、

  • こまめな保湿
  • 摩擦を避ける生活
  • 適切なベビーグッズ選び
    が大切です。

特にスキンケアアイテムは、赤ちゃんの肌質や季節、ライフスタイルに合わせて適切に選ぶことで、トラブルを大幅に防ぐことができます。

お子さまの成長とともに肌質も変化するため、日常の観察と柔軟なアイテム選びを心がけましょう。

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